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医療や介護職の専門コーチ・看護師
芦村 恵 (あしむら めぐみ)

熊本県天草市出身。
看護師として勤務する傍らコーチングを学ぶ。

約25年間勤務した病院を退職後、プロのコーチとして独立。
現在は派遣ナースの仕事を行う一方、個人コーチング、病院・自治体へのコーチング研修・講演会や、看護学校の非常勤講師も務める。

  • NPO法人ヘルスコーチジャパン認定メンタルコーチ・ヘルスコーチ
  • コーチクエスト社認定 マスターウエルネスコーチ
  • 米国NLP協会認定 NLPプラクティショナー
  • 日本メンタルヘルス協会 心理学ゼミナール基礎コース終了
  • 行動習慣ナビゲータ 認定
  • 看護師(某大学病院で約25年間勤務)

【趣味】
生け花・旅行・映画・スキー

【ミッション】
コーチングの素晴らしさを1人でも多くの人に伝えていくこと。
医療従事者が過酷な労働条件下でも、常に自分のビジョンをもって、 明るく元気に働いていけるように支援していくこと。

【好きな言葉】
「しあわせはいつも自分のこころが決める」(相田みつを)

【現在の活動】

  • マンツーマンの個人コーチング
  • 病院・自治体・福祉施設へのコーチング研修・講演会・ワークショップ
  • 熊本労災看護学校非常勤講師
  • 上天草看護専門学校非常勤講師
  • 熊本労災特別介護施設 ケアプラザ宇土 生活支援相談員
  • 看護師の経験を活かしてライフサポートもおこなう。
  • お茶の間コーチングとして、毎月1回ママさん方とワークショップ開催
  • フリーの看護師として派遣ナースの仕事

【雑誌投稿】
2011年 日総研 「老年介護 9.10月号」 コーチングを活用した介護スタッフの指導方法
2015年 日総研 「看護主任業務 7.8月号」 師長との関係を円滑にするコミュニケーション

私の体験談

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私は、小さい頃から人と関わることが大好きで、「大人になったら、人の役にたつ仕事がしたい、手に職を持ちたい」と考え、看護師の道へ進むことを決めました。
夢を叶えるため、必死に勉強し、念願の看護師国家試験に合格した日の ことは今でも覚えています。

しかし現実はそんなにやさしいものではありませんでした。

三交替の不規則な勤務の上にハードな仕事量、厳しい社会情勢を受け、労働条件が悪くなる一方で病院側からの要求はハイレベルになるばかり・・・。

帰宅時間も遅く、毎日が仕事中心の生活。
身体的疲労に加え、精神的ストレスも加わっていました。
さらに追い討ちをかけるように、色々な事が重なり、自信も失い、目標も見いだせず
何もやる気がしない、もんもんとした毎日を送るようになりました。

今考えると「軽いうつ状態」だったのかもしれません。

本気で退職を考えました。

この想いを誰に話したら良いのか・・・。
家族、友人・・・。明確な答えがでないまま、時間だけが過ぎていきました。

このまま、仕事に追われ続け、人生が終わってしまうのか。
いつもそんな風に考えていました。

そんな時、ある雑誌のコーチングセミナーが目に止まりました。
以前見たテレビで「コーチング」については知っていましたので、ダメでもともと、何か一つくらいは得るものがあるだろうと考え、何かに吸い寄せられるかのように、セミナーに申し込みました。

それが、私の運命の転機でした。

初めて触れたコーチングの世界。

とても居心地の良いものでした。

そこは承認の世界。
自分の存在を肯定的に認め、決して否定をしない世界。
安心感に包まれたフィールド。私はのびのびと自分をさらけ出すことができました。

コーチングを受けることで、私は少しずつ癒されていきました。

「私はこのままでいいんだ。何も迷うことはない。」
「なりたい自分になればいいんだ。」
今まで私を縛っていた「~ねばならない」と言った固定観念が取り除かれて、心が自由になりました。
しぼんでいた風船がふくらむ様に私は少しずつ自信を取り戻していきました。

コーチングを学べば学ぶほど、その素晴らしさに引き寄せられていきました。
コーチングによって本来の自分を取り戻し、自分の夢や目標が明確になった私は「私と同じ悩みを抱えている多くの看護師を助けたい」と考えるようになりました。

「コーチングで、元気を取り戻し自分の目標を明確にして、生き生きと働いてもらいたい。
自分の目標が明確になれば、目の前に転がっている様々な苦労は乗り越えられるはず。」

その想いは日を追うごとに強くなり、私は本気でこの仕事に取り組もうと考え始めました。

その後コーチングの勉強を始めウェルネスコーチの認定をもらい、コーチングがライフワークと確信した私は、
小さい頃の「大人になったら、人のお役にたつ仕事がしたい」という夢を思い出し、
「プロのコーチになって、看護師や医療職の方々に元気になってもらいたい。より良い医療の現場になるようにサポートしたい。思い切って、私の人生、セカンドステージの扉を開こう!」と決心しました。

これまでに何人もの方々と出会い、会うたびに元気になられる方々を見るたびに、本当にコーチの仕事をやることが私の使命だと実感しています。